もはや 愛

久々かどうかよくわからないけれど、詠美と会う。
ゆりっこの中では断トツで会えてるなあ。地元民万歳。

南浦和と西川口に住むわたしたちの集会場は、決まって二駅の間の蕨駅。
中学高校のときからそれは変わらない。




２１時半に蕨で待ち合わせて、向かうは彼女の知る地下のメキシコ料理屋。
タコス！タコス！タコス！！！

そんなにタコスが好きなわけでもないくせに、妙にテンションがあがる。
お通しのチップスとチリソース（おかわり自由！）にうれしくなって。


つまみと酒を頼みつつ、たらたら喋り続ける。
結局タコス頼んだ（笑）グリルされたビーフとクリームチーズがたっぷり入って、美味。美味。
ビールはもちろん、メキシコビールです。


・・・この店で喋ってた内容は、主に医大に通う彼女の学校話。
すごい。医大って別世界。いや、ほんとに。
牛肉食べながら、解剖や人体や献体の話に花を咲かせたわたしたち、の隣の席のカップルは、（もし聞いてたら）ぎょっとしたかな？ごめんなさいー



カラオケって基本嫌いなのだけど、詠美とは何故かいく。不思議っ
しかも彼女と行くときはほぼ１００％、蕨歌広のフリータイムでオール！！
深夜帯に昔から、石ちゃんみたいにものすごく太った、でも気のいい店員さんがいるんです。
勿論向こうはこっちのことなんか覚えてないのに、受付で見つけてうちら二人はしゃぐはしゃぐ（笑）

そして。


なんと、ケーキを作ってきてくれました・・・！ガトーショコラ！
ひゃあひゃあ。びっくりした。一晩の食料です。しかもすごーくおいしい。ありがと。
太るーと笑いながら、コーヒー用マドラーで半分こして、歌っては食べ、また歌う。

主に「いろいろ話したい」という目的でいつもオールして会うのに
これまた何故か、この二人で歌広に入るとガチで歌ってしまうのです。よ。


・・・予約数、４３。

「宇多田ヒカルはうちらの青春だったよね」
「うん、大体曲知ってる気がする」
「つか知ってるんじゃない？二人ともアルバム全部持ってるし」
「じゃあ頭っから全部入れてみたりしてー（笑）」

この「（笑）」が
十数分後には現実になっていた、という。
実際には５０曲強入れました。つかまさかそんなに入るとは、ＵＧＡ・・・！

これを一曲ずつ、１番だけで切ると決め、延々歌い続ける。

途中からタンバリンも入りだして、正しい叩き方だとかなんとか
久々におなかの底から笑った気がする。
結局６時間、ほぼ休むことなく歌ってしまった。まだまだ若い。




朝５時すぎ、解散。
「またね」と言える。それが、たまらなくしあわせで。




そしてそのまま、ごはん会、続いて芝居の顔合わせへ。