たまには豪華に、ならばとことんまで。

珍しく、母とわたしの両方がお昼空いている　という　今日
久しぶりにふたりでごはんを食べにでかけました。


有楽町は　帝国ホテル
レストラン“ＳＡＬ”にて　ランチビュッフェ！


母はいつもよりきれいに髪をセットして
わたしは箪笥の奥から　さらさらした新緑色のワンピースを引っ張り出して
ちょっぴり特別な時間を、女ふたり。


久しぶりの帝国ホテルは　やはり「帝国ホテル」で
つい働く人間のサービスや言葉、ちょっとした仕草をじいと見てしまう　のは
…就活時期の近づいた観光学部生のサガなのかしら。ら。

しかし、ここで予想外。

１１時半オープンと聞き、平日だし１２時に行けば…と思ったら大間違い。
１２時の時点でもういっぱいで、１３時半に来てくださいと言われてしまう。
にしても週の頭の昼間っから、時間のあるおばさま方の多いこと、多いこと。

すれ違うたび　むんと鼻を攻めてくる
香水の濃い臭い（匂いでなく、臭い）に　くらり。


仕方がないのでスタバでお茶をしたり、有楽町をあてもなく見て回ったり。

ちょうど平日ランチタイムだったこともあって
小奇麗なＯＬさんや　スーツマンが
社員証首からさげてあちこちでご飯していました。
いろんな人を見ているだけでたのしい。人ごみでの唯一の楽しみ。


そしてようやく時間がきて、レストランへ。



お肉って、牛肉ってこんなにおいしいんだなあ、と。
素直に感動してしまって、母とそんなことを言いながら。

何やらものすごい量のすてきなお料理が、ものすごい種類あって
どうしたってきょろきょろしちゃう。
気付けば色々盛ったお皿は山盛り。

「食べ放題」「ビュッフェ」と聞くと
ついつい頑張って食べてしまうこの癖は、いい加減やめたいのだけど、
もったいない！折角なら！　そんな貧乏性（オバチャン症？）が…。

食べたい量だけを美しく食べられる、大人な女性になりたい。

つまりは、どう考えても食べ過ぎました。

まあたまにはいいか、たまにはね、なんて
自分に甘いことをお互い呟き合ってすする紅茶がおいしくって
どんなに胃が膨れていても、しあわせ。


コックコートを　白衣、白衣、　と呼ぶ母と
たまの贅沢をした月曜でした。